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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科60巻4号

1988年04月発行

原著

スギ花粉による感作と発症

著者: 相原康孝1 目沢朗憲1 大塚博邦1 奥田稔1

所属機関: 1日本医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.315 - P.319

文献概要

I.はじめに
 近年スギ花粉症患者は増加する傾向にあり,また日常診療においては季節時に症状がなくてもスギのRASTまたは皮内反応が陽性を示す患者が多くみられる。今回スギのRASTまたは皮内反応が陽性でも季節性の症状がない患者がどのくらい存在するか,またその年齢構成はどうか,また季節性の症状をもつ患者との比較から,何歳頃スギに感作されそれから発症までどのくらいかかるかなどを検討してみた。
 以下季節性の症状をもつものを顕性スギ花粉症RASTまたは皮内反応が陽性でも季節性の症状をもたぬものを潜在性スギ花粉症と呼ぶ。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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