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鏡下咡語
ゴルフ交友録
著者: 名越好古1
所属機関: 1東邦大学・帝京大学
ページ範囲:P.326 - P.327
文献購入ページに移動 私がゴルフを始めたのは昭和43年であるが,岩本彦之焏教授にすすめられたのがきっかけだったように記憶している。当時を振り返ってみると,学会では耳鼻咽喉科処置点数の減点問題で全国の耳鼻科医の保険医総辞退という最悪の事態にまで発展し,故園田厚生大臣の肝入りでようやく政治解決をみた翌年に当たる。当時私は学会の社療委員長をしていたので一苦労をした直後であった。また大学では全国的に学生運動が吹き荒れていた頃で,わが東邦大学でもその余波で揺れ動いていた時期であって,病院長であった私は何かと苦労のあった時期であった。こんなギスギスした人間関係を経験していたので,それまではとかく金持のスポーツのように思えて精神的に抵抗のあったゴルフを,すすめられるままにすんなりやる気になったのであろうと思っている。
同じように大学の中でもゴルフを始める気運が生まれて,現桑原理事長,現淺田学長,現東京医大柳沢教授(元東邦大生化学教授)等もゴルフを始めるようになり,現木下名誉教授(産婦人科),故亀谷教授(元第一外科教授),千木良理事等とともに,あちこちのコースに出掛けた記憶が限りなく浮かんでくる。
同じように大学の中でもゴルフを始める気運が生まれて,現桑原理事長,現淺田学長,現東京医大柳沢教授(元東邦大生化学教授)等もゴルフを始めるようになり,現木下名誉教授(産婦人科),故亀谷教授(元第一外科教授),千木良理事等とともに,あちこちのコースに出掛けた記憶が限りなく浮かんでくる。
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