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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科60巻4号

1988年04月発行

原著

中耳粘膜に色素斑がみられた太田母斑の1症例

著者: 森園徹志1 八木聰明1 鈴木文雄1 坂口文雄1

所属機関: 1日本医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.333 - P.335

文献概要

I.はじめに
 太田母斑は黄色人種に多く,眼瞼から頬部にかけ褐色の着色を通常は片側性にみるものである1)。日本人に比較的多い疾患ではあるが,日常の耳鼻咽喉科診療で鼓膜あるいは中耳粘膜の色素斑に遭遇することはほとんどない。今回われわれは中耳粘膜に色素斑を伴った太田母斑症例を経験したので,若干の考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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