文献詳細
原著
文献概要
I.はじめに
横紋筋肉腫は主として四肢,?幹に発生するが頭頸部領域に発生することも稀ではなく,頭頸部では眼窩内が最も多い。なかでも鼻副鼻腔に生じるものは予後も悪くかつ治療法も確立していない。頭頸部領域での横紋筋肉腫は主として1〜12歳ぐらいまでに多発するが,最近われわれは成人の鼻腔に原発した胎児型横紋筋肉腫を経験した。本症例について報告するとともに文献的考察を加えることとする。
横紋筋肉腫は主として四肢,?幹に発生するが頭頸部領域に発生することも稀ではなく,頭頸部では眼窩内が最も多い。なかでも鼻副鼻腔に生じるものは予後も悪くかつ治療法も確立していない。頭頸部領域での横紋筋肉腫は主として1〜12歳ぐらいまでに多発するが,最近われわれは成人の鼻腔に原発した胎児型横紋筋肉腫を経験した。本症例について報告するとともに文献的考察を加えることとする。
掲載誌情報