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頭頸部悪性腫瘍の大部分は扁平上皮癌であるが,この扁平上皮癌に対する腫瘍マーカーとしてsquamous cell carcinoma related antigen(以下SCC抗原)が開発された。SCC抗原は子宮頸部扁平上皮癌の肝転移組織より分離され,それに対する抗血清を用い,2抗体法を利用したradioim—munoassay(RIA)系キットによって測定できる。この測定は外注により行うこともできる。
血中SCC抗原の測定がどの程度臨床に役立つであろうか,頭頸部扁平上皮癌を中心にして述べる。
血中SCC抗原の測定がどの程度臨床に役立つであろうか,頭頸部扁平上皮癌を中心にして述べる。
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