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CPC
放射線性頸椎壊死を伴った下咽頭癌症例
著者: 浅井昌大1 菅澤正1
所属機関: 1東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.517 - P.521
文献購入ページに移動 病理解解剖は直接死因の解明のみならず原因疾患の進展や合併症の有無,ひいては疾患の基礎的な研究のうえでもきわめて重要であり,欠くことができない。しかし多忙な臨床業務に追われるあまりついつい施行しない傾向がないとはいえない。かくいう私どもの病院でも,原則として死亡患者全例について家族の方に病理解剖をお願いするものの,原疾患の拡がりなどが明確であると思うと,家族に対する説得も無意識のうちに弱いものとなる場合があり反省させられることが多々あるのが現状である。
今同CPCとして呈示する症例はつい最近の症例であり,詳細な点ではまだ検討がすんでいないものの予想もしない合併症がみられ,あらためて病理解剖の重要性を痛感させられたもので,本CPCの趣旨に見合った症例と思われたのでここに呈示するものである。
今同CPCとして呈示する症例はつい最近の症例であり,詳細な点ではまだ検討がすんでいないものの予想もしない合併症がみられ,あらためて病理解剖の重要性を痛感させられたもので,本CPCの趣旨に見合った症例と思われたのでここに呈示するものである。
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