icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科60巻8号

1988年08月発行

原著

外耳道の計測

著者: 奥野妙子1 野村恭也1

所属機関: 1東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.627 - P.632

文献概要

I.はじめに
 正常外耳道の形態に関する計測値の報告は比較的少ない。これは適切な方法がなかったためであろう。方法としては屍体を用いたものが主であった。しかし最近は高分解能CTを用いることにより,生体で耳介,軟骨部外耳道,骨部外耳道すべてにわたりその自然の関係を保ったまま形態を観察,計測することが可能となった。
 今回,われわれは成人の側頭骨CT写真を用いて外耳道の長さ,径,峡部,屈曲の状態などを軟骨部外耳道,骨部外耳道両者こわたって観察,計測したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら