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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科60巻9号

1988年09月発行

文献概要

原著

真珠腫性中耳炎の遺残再発

著者: 星野知之1 佐藤大三1 伊藤久子1 石崎久義1 野末道彦1

所属機関: 1浜松医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.703 - P.708

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I.はじめに
 真珠腫性中耳炎のために手術を受け長年月たってから再発したり,長い期間にわたって何度も再発を繰り返している症例を最近数例経験した。初回手術の例と違う点がいろいろあり,こうした症の検討は慢性中耳炎ことに真珠腫性中耳炎を手例の検討は慢性中耳炎ことに真珠腫性中耳炎を手術するものにとってさまざまな示唆を含んでいるので紹介したい。再発はすべて遺残によるもの(residual)で,再度陥凹して起こったもの(recur—rent)ではない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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