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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科60巻9号

1988年09月発行

原著

突発性難聴様発症後聴力の著明な回復を示した聴神経腫瘍の1症例

著者: 川上理郎1 貞岡達也1 上杉康夫1 東川雅彦1 越智真理1 川上友美1 奥村雅史1 牧本一男1 高橋宏明1

所属機関: 1大阪医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.715 - P.719

文献概要

I.はじめに
 近年CT scan, ABRなどの発達により聴神経腫瘍の診断は大きく進歩し,いわゆるear tumorや難聴のない聴神経腫瘍の報告も散見される。が一方,非典型的臨床経過をたどり診断が困難な症たのであるが,1年後再び同様の聴力低下を生じ,そのさいCT scanにて小脳橋角部腫瘍が発見されたものである。ここに症例を提示し,文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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