icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科60巻9号

1988年09月発行

海外トピックス

Workshop on Inner Ear Biology—その歴史と存続の基盤

著者: 永原國彦1

所属機関: 1国立京都病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.779 - P.782

文献概要

はじめに
 Workshop on Inner Ear Biology,確固たる組織をもたないままヨーロッパにおいて当初のアイデア通りに20年以上も生き続けているこの小さなグループは,中枢,前庭,ならびにオージオメトリーを切り離した内耳をその研究対象としている。そしてこの狭い分野において世界第一線の研究者たちがその最新の成果につき時に激しく討論しあう場でもある。今回,10年前に米国で発足したAROのモデルにもなったこのワークショップにつき報告せよとの依頼を受けたので,著者の連続10年の出席資料とこの活動的なグループの常連たちの意見を中心に,その歴史と存在意義ならびにオランダのナイメーヘンで開催された今年のトピックにつき報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら