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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科61巻1号

1989年01月発行

原著

診断に苦慮した耳下腺管異物の1例

著者: 内薗明裕1 深水浩三1 古田茂1

所属機関: 1鹿児島大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.49 - P.53

文献概要

I.緒言
 耳下腺管異物に関する報告は稀である。しかもこれらの報告例の大半が経導管よりの侵入異物であり,体表から外傷などに起因し長期間介在した異物例はきわめて稀である。われわれは最近,約40年前の爆発事故のさいに飛散した小石片により右耳下腺管が閉塞し,以後反復性に耳下腺部の腫脹と疼痛をきたしたきわめて稀な症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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