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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科61巻10号

1989年10月発行

特集 耳鼻咽喉・頭頸部領域の痛み—その機序と臨床

II.癌性疼痛 症状の経過と痛み

上顎癌

著者: 宮口衛1 酒井俊一1

所属機関: 1香川医科大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.813 - P.816

文献概要

はじめに
 鼻腔,上顎洞の知覚神経支配は,図1に示すごとく三叉神経第2枝である。したがって上顎癌およびそれに伴う炎症により,歯痛,頬部痛,眼痛,さらに関連痛である頭痛が生じる。これらの痛みと上顎癌の進展度(T分類)および進展方向との関連を自験した上顎洞癌新鮮症例845例を解析して明らかにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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