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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科61巻10号

1989年10月発行

特集 耳鼻咽喉・頭頸部領域の痛み—その機序と臨床

III.非癌性疼痛 炎症性疼痛の臨床特性と治療

顔面外傷後疼痛

著者: 調所廣之1

所属機関: 1関東労災病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.933 - P.937

文献概要

はじめに
 顎・顔面外傷は種々の顔面骨骨折と軟部組織挫傷に分けられる。また,顔面骨骨折には①前頭骨折,②視神経管骨折,③眼窩底骨折,④鼻骨骨折,⑤上顎・頬骨骨折(Le Fort I型・II型・III型,頬骨体部骨折),⑥頬骨弓骨折,⑦歯槽骨骨折,⑧下顎骨骨折などがある1)(図1)。
 ここで顔面外傷受傷直後から後遺症にいたる経過の上で,疼痛を主眼にその臨床特性と治療について解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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