文献詳細
特集 耳鼻咽喉・頭頸部領域の痛み—その機序と臨床
III.非癌性疼痛 炎症性疼痛の臨床特性と治療
文献概要
はじめに
口腔に関する痛みの発生部位として,歯髄を有する歯や歯肉・歯槽骨・歯根膜などを含む歯周組織,粘膜,顎骨,咀嚼筋,顎関節,神経,唾液腺などがあげられる。
本来,痛みの体験は個人的なものであり,他人にわかってもらうことはできない。このような患者の痛みを医療者側は訴えや態度によって,はじめて知ることができる。
口腔に関する痛みの発生部位として,歯髄を有する歯や歯肉・歯槽骨・歯根膜などを含む歯周組織,粘膜,顎骨,咀嚼筋,顎関節,神経,唾液腺などがあげられる。
本来,痛みの体験は個人的なものであり,他人にわかってもらうことはできない。このような患者の痛みを医療者側は訴えや態度によって,はじめて知ることができる。
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