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海外トピックス
バラニー学会
著者: 松永亨1
所属機関: 1大阪大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.159 - P.161
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Bárány Societyは1960年C.S.HallpikeおよびC.O.Nylén教授を発起人とし,ノーベル賞受賞者,ウプサラ大学耳鼻咽喉科教授であったR.Bárányを記念して称えるため設立された。R.Bárány教授の略歴については鈴木淳一教授が記載(耳鼻臨床68巻8号,1975年)しておられる。
その目的は国際的に平衡神経科学の研究に従事する科学者の間の交流を密にし,神経耳科学の研究を推進することにあった。1961年パリでの国際耳鼻咽喉科学会開催中の非公式の集まりで,この目的を遂行するための方法が討議され,1926年発足したCollegium Otorhinolaryn—gologicum amicitae sacrum (国際耳鼻咽喉科学コレギウム)と同様,現在のclosed member systemとしての会合(以下バラニー学会と記載する)が採用されるに至った。その事務局はウプサラ大学耳鼻咽喉科にあり,C.O.Nylén,A.Sjöberg,H.Engströmの3教授のあとを受け,1978年よりJ.Stahle教授が会長である。
Bárány Societyは1960年C.S.HallpikeおよびC.O.Nylén教授を発起人とし,ノーベル賞受賞者,ウプサラ大学耳鼻咽喉科教授であったR.Bárányを記念して称えるため設立された。R.Bárány教授の略歴については鈴木淳一教授が記載(耳鼻臨床68巻8号,1975年)しておられる。
その目的は国際的に平衡神経科学の研究に従事する科学者の間の交流を密にし,神経耳科学の研究を推進することにあった。1961年パリでの国際耳鼻咽喉科学会開催中の非公式の集まりで,この目的を遂行するための方法が討議され,1926年発足したCollegium Otorhinolaryn—gologicum amicitae sacrum (国際耳鼻咽喉科学コレギウム)と同様,現在のclosed member systemとしての会合(以下バラニー学会と記載する)が採用されるに至った。その事務局はウプサラ大学耳鼻咽喉科にあり,C.O.Nylén,A.Sjöberg,H.Engströmの3教授のあとを受け,1978年よりJ.Stahle教授が会長である。
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