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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科61巻9号

1989年09月発行

原著

鼻・副鼻腔乳頭腫10例における臨床的および免疫組織学的検討

著者: 大井聖幸1 粟田口敏一1 菊地俊彦1 小池修治1 高坂知節1

所属機関: 1東北大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.735 - P.739

文献概要

I.はじめに
 鼻・副鼻腔乳頭腫は比較的稀な良性腫瘍であるが,再発率が高く時に癌に併発したりあるいは癌化をきたすことがあるため,臨床上注意を要する疾患の一つである。また最近ではヒトパピローマウイルス(human papillomavirus:HPV)の関与も報告1,2)されている。今回われわれは当科で経験した10例の鼻・副鼻腔乳頭腫について臨床的および免疫組織学的に若干の検討を加えたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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