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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻1号

1990年01月発行

目でみる耳鼻咽喉科

喉頭ストロボビデオグラフィー

著者: 川井田政弘1 福田宏之1 川崎順久1 塩谷彰浩2 高山悦代3 蓼原東紅

所属機関: 1慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2東京都済生会中央病院耳鼻咽喉科 3国立神戸病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.6 - P.7

文献概要

 発声中の声帯は高頻度で振動している。日常臨床ではその振動状態を調べるために喉頭ストロボスコピーが用いられている。しかしながら,VTRシステムと喉頭内視鏡での鮮明な喉頭ストロボ像のカラービデオ記録はストロボスコープの光量不足や家庭用ビデオカメラの感度の低さなどにより,日常臨床の場で施行することはこれまで困難であった。
 最近,高感度の家庭用ビデオカメラや画素数が増加した小型軽量のCCDカメラが市販され,高輝度喉頭ストロボスコープの登場により,各種喉頭内視鏡とVTRシステムを組み合わせた喉頭ストロボビデオグラフィーにより拡大された鮮明な喉頭ストロボ像が容易に観察記録できるようになった。われわれが日常行っている喉頭ストロボビデオグラフィーを紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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