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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻11号

1990年10月発行

文献概要

原著

包丁による頸部自傷の1例

著者: 宇山啓子1 館野秀樹1

所属機関: 1済生会神奈川県病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1019 - P.1023

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はじめに
 頸部の開放性損傷は,ナイフなどの刃物やガラスなどの先の尖ったもの,銃弾によるものなどが知られている。諸外国の統計にくらべ1〜4),本邦では,銃刀類の所持の規制が厳しいという理由などから,症例報告は極めて少ない。
 我々は,自殺の目的で包丁を頸部に刺し,頸椎に刃先が残存していた1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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