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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻13号

1990年12月発行

原著

耳介部分欠損の修復

著者: 田原真也2 天津睦郎1

所属機関: 1神戸大学医学部耳鼻咽喉科 2神戸大学医学部耳鼻咽喉科形成外科診療班

ページ範囲:P.1185 - P.1188

文献概要

はじめに
 外傷や腫瘍などのために耳介の部分欠損が生ずることは稀ではない。耳介は側頭部という目立つ部位に存在し,その再建は整容上重要である。しかし複雑な形態の耳介軟骨を薄い皮膚が包むという特殊なサンドウィッチ構造のため,その再建は困難であることが多い。1967年に報告されたAntia法1)は,耳介の組織欠損を同じ耳介内の組織で修復でき,比較的簡単な手技で整容的に優れた結果を得ることができる。本法による耳介再建症例を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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