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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻2号

1990年02月発行

文献概要

トピックス 音声外科

音声外科におけるレーザー・サージャリー

著者: 吉田哲二1

所属機関: 1久留米大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.111 - P.115

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はじめに
 レーザー手術が,耳鼻咽喉科,頭頸部外科領域において,初めて応用された部位は喉頭である。その後音声外科における有力な治療法の一つとしてレーザー手術を発展させたのは,StrongやJakoらのボストングループである。今日音声外科におけるレーザー手術の適応と限界,手術手技,術後の発声機能について,ほぼ確立されたといっても過言ではない。
 レーザー光は魔法の光ではない。その正しい適応や手術手技を知らなければ,術後の発声機能は悲惨なものとなる。そこで本稿では,音声外科におけるレーザー手術の適応と限界,正しい手術手技,術後の発声機能について述べる。なお音声外科におけるレーザー手術は通常ラリンゴマイク巨下に,炭酸ガスレーザーを用いて行われるので,以下ラリンゴマイクロサージャリー下のCO2レーザー手術について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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