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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻2号

1990年02月発行

原著

腫瘍摘出後,聴覚誘発電位の進行性悪化を示した聴神経鞘腫の1例

著者: 関谷徹治1 岩淵隆1 滝口雅博2 佐々木均3 一条宏明3

所属機関: 1弘前大学脳神経外科 2弘前大学救急部 3弘前大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.135 - P.139

文献概要

はじめに
 両側性小脳橋角部腫瘍の治療では,しばしば聴力温存が切実な問題となる。
 われわれは,手術を契機として聴覚誘発電位が進行性に悪化し,遂には消失した両側性小脳橋角部腫瘍の1例を経験し,聴力温存の観点から示唆に富む所見が得られたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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