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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻3号

1990年03月発行

原著

反復性髄膜炎を呈した内耳奇形の1例

著者: 沖田渉1 田中利善1 飯沼壽孝1 小山和行2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院耳鼻咽喉科 2東京大学医学部附属病院放射線科

ページ範囲:P.215 - P.219

文献概要

はじめに
 耳性髄膜炎は,炎症,腫瘍,外傷(手術時損傷を含む),先天異常(内耳奇形)などのさまざまな原因で発症する。内耳奇形自体は通常の治療の対象とはならないが,稀に髄液腔と中耳腔との異常交通による髄膜炎を発症する場合があり,手術療法の対象となる。われわれは1側内耳奇形による反復性髄膜炎症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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