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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻5号

1990年05月発行

原著

頭頸部外科領域におけるCH44の使用経験—頸部リンパ節郭清時の有用性について

著者: 西嶋信雄1 大島渉1 寺薗富朗1 大森敦子1 最上朗1 水越文和1 大川和春1 松本真吏子1 高田憲1

所属機関: 1京都第二赤十字病院耳鼻咽喉科・気管食道科

ページ範囲:P.437 - P.440

文献概要

はじめに
 頭頸部癌の転移は頸部リンパ節に生じやすく,頸部転移の有無は予後に大きく影響を与える。したがって,手術の際には個々の症例に応じて頸部郭清術の必要性および範囲を充分に検討しなければならない。外科領域においては所属リンパ節郭清の範囲決定にリンパ指向性の高い微粒子活性炭(CH44)を用いると有用であると報告されている1,2)。そこで,CH 44を頭頸部癌手術症例に使用し,頸部におけるリンパ節郭清の指標としての有用性について検討を行ったので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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