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トピックス 小児副鼻腔炎
小児副鼻腔炎の診断法—超音波診断を中心に(X線写真と対比)
著者: 北原伸郎1
所属機関: 1公立昭和病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.631 - P.634
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慢性副鼻腔炎の診断は一般的には病歴,鼻鏡所見および単純X線写真などで行われている。小児においても同様であるが,X線被曝への配慮,X線読影・撮影上の困難さなど,X線検査の問題点も少なくない。そのような背景から,安価で,安全性が高く,操作の簡単なAモード超音波検査法が1970年代後半よりドイツを中心に普及してきた。特に難治性の小児副鼻腔炎の長期にわたる診療において,その適応がある。
慢性副鼻腔炎の診断は一般的には病歴,鼻鏡所見および単純X線写真などで行われている。小児においても同様であるが,X線被曝への配慮,X線読影・撮影上の困難さなど,X線検査の問題点も少なくない。そのような背景から,安価で,安全性が高く,操作の簡単なAモード超音波検査法が1970年代後半よりドイツを中心に普及してきた。特に難治性の小児副鼻腔炎の長期にわたる診療において,その適応がある。
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