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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻8号

1990年08月発行

文献概要

トピックス 小児副鼻腔炎

小児副鼻腔炎の診断法—超音波診断を中心に(X線写真と対比)

著者: 北原伸郎1

所属機関: 1公立昭和病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.631 - P.634

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はじめに
 慢性副鼻腔炎の診断は一般的には病歴,鼻鏡所見および単純X線写真などで行われている。小児においても同様であるが,X線被曝への配慮,X線読影・撮影上の困難さなど,X線検査の問題点も少なくない。そのような背景から,安価で,安全性が高く,操作の簡単なAモード超音波検査法が1970年代後半よりドイツを中心に普及してきた。特に難治性の小児副鼻腔炎の長期にわたる診療において,その適応がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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