文献詳細
文献概要
トピックス 小児副鼻腔炎
小児副鼻腔炎の治療—特にチュービング療法を中心として
著者: 窪田哲昭1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.641 - P.646
文献購入ページに移動はじめに
近年わが国の副鼻腔炎の病態は大きく変化し,発生頻度の減少,病変の軽症化,アレルギーの関与などの特徴が指摘されており,その治療法も少しずつ変遷しつつある。
中でも小児副鼻腔炎ではその病態が多彩で不安定かつ変動しやすいものであり,年齢的にも副鼻腔が発育途上にあることや,上顎洞開放による術後性頬部嚢胞の可能性などを考え合せると,当然保存的治療に重点がおかれるべきものと思われる。
近年わが国の副鼻腔炎の病態は大きく変化し,発生頻度の減少,病変の軽症化,アレルギーの関与などの特徴が指摘されており,その治療法も少しずつ変遷しつつある。
中でも小児副鼻腔炎ではその病態が多彩で不安定かつ変動しやすいものであり,年齢的にも副鼻腔が発育途上にあることや,上顎洞開放による術後性頬部嚢胞の可能性などを考え合せると,当然保存的治療に重点がおかれるべきものと思われる。
掲載誌情報