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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科62巻9号

1990年09月発行

トピックス 嗅覚障害

嗅覚障害の治療—ステロイド剤の懸垂頭位による点鼻療法

著者: 浅賀英世1

所属機関: 1昭和大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.745 - P.748

文献概要

はじめに
 ステロイド剤の懸垂頭位による点鼻療法(以後,点鼻療法あるいは本法と略す)は嗅粘膜ならびにその周囲の炎症性病変によって起こった嗅覚障害に対し最も適応がある。点鼻療法の使用にあたってはまず嗅覚系のどの部位の障害によって起こった嗅覚障害であるかを診断し,効果が期待できる症例であるか否かを決定しなくてはならない。このためには著者らが用いている障害部位別分類にしたがって分類するのが最も便利であり,この分類法をまず紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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