文献詳細
原著
文献概要
はじめに
川崎病は,主として4歳以下の乳幼児に好発する原因不明の急性熱性発疹性疾患である。当初は予後良好の疾患と考えられたが,症例が増えるに従って死亡例が報告され,その死因の多くが心臓後遺症によるものであることが判明したため,乳幼児の突然死を起こす疾患として注目されている。
一方,本疾患の症状として頸部リンパ節腫脹,苺舌などが見られることは,耳鼻咽喉科医にとっても見逃すことの出来ない疾患と考えられる。
川崎病は,主として4歳以下の乳幼児に好発する原因不明の急性熱性発疹性疾患である。当初は予後良好の疾患と考えられたが,症例が増えるに従って死亡例が報告され,その死因の多くが心臓後遺症によるものであることが判明したため,乳幼児の突然死を起こす疾患として注目されている。
一方,本疾患の症状として頸部リンパ節腫脹,苺舌などが見られることは,耳鼻咽喉科医にとっても見逃すことの出来ない疾患と考えられる。
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