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特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
I.症状の診かた・とらえ方—鑑別のポイントと対処法
文献概要
めまい・平衡障害を訴える患者を診る場合,めまいが現在起こっている,すなわち急性期であるかそうでないかによってその対処は当然異なってくる.また,急性期でない場合も,それがめまいの間歇期であるのか,持続的な状態,その場合は大部分がめまいであることよりも平衡障害であることの方が多いが,であるかによってもやはり対処の仕方が異なっている.したがって,ここではめまいの急性期,間歇期,さらに持続性のめまい・平衡障害に対する診かた・とらえ方について,それぞれ別個に述べる(表1).
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