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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科63巻11号

1991年11月発行

文献概要

特集 外来診療マニュアル—私はこうしている I.症状の診かた・とらえ方—鑑別のポイントと対処法

7.顔面神経麻痺

著者: 池田稔1

所属機関: 1日本大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.29 - P.33

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 顔面神経麻痺をきたす疾患
 顔面神経麻痺とは,顔面神経の障害による表情筋の運動麻痺のことであり,表1に示すようにその原因は様々である.
 顔面神経麻痺はその障害部位により,通常は中枢性麻痺と末梢性麻痺に分けられるが,以下,障害部位をもう少し明確にして,核上性,核性,核下性麻痺に分けて述べる.また周産期麻痺は特殊と思われるので別に記すことにする.
 顔面神経麻痺患者が受診した際は,下記の疾患あるいは病態を想起して対応する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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