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特集 外来診療マニュアル—私はこうしている I.症状の診かた・とらえ方—鑑別のポイントと対処法
17.開口障害
著者: 荒牧元1
所属機関: 1東京女子医科大学第二病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.66 - P.68
文献購入ページに移動 開口障害とは
顎運動に関する顎関節や顎骨,咀嚼筋,口腔軟部組織,神経などが種々の原因により障害をつけ正常範囲にまで開口できない状態をいう.他の部位の疾患がこれらに波及した際にも生じる.開口時の上下歯列間の最大可動距離を開口度という(表1).バーケットは開口度3.5〜5.0mmを正常としている.
顎運動に関する顎関節や顎骨,咀嚼筋,口腔軟部組織,神経などが種々の原因により障害をつけ正常範囲にまで開口できない状態をいう.他の部位の疾患がこれらに波及した際にも生じる.開口時の上下歯列間の最大可動距離を開口度という(表1).バーケットは開口度3.5〜5.0mmを正常としている.
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