icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科63巻11号

1991年11月発行

特集 外来診療マニュアル—私はこうしている

II.外来治療の実際—私の処方

6.外耳道湿疹

著者: 佐藤むつみ1

所属機関: 1東海大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.138 - P.140

文献概要

 病態
 外耳道湿疹は,アレルギー体質,代謝異常などの素因に,種々の刺激が加わって発現する.掻痒が主症状で,ほかに灼熱感,漿液性耳漏,疼痛がみられることも多く,二次感染を起こすと疼痛が増す.急性湿疹状態では,外耳道から耳介が発赤腫脹し,丘疹,小水疱,小膿疱,びらん,漿液性耳漏,痂皮,落屑等の多様性の皮疹が混在している.慢性湿疹状態は皮膚が肥厚し苔癬化を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら