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原著
眼球突出を呈したossifying fibromaの1症例
著者: 海老原秀和1 北沢秀行1 長谷川誠1 石川紀彦1 村岡秀樹1 小松崎篤1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.885 - P.889
文献購入ページに移動耳鼻咽喉科領域に発生する骨性腫瘍のうち,ossifying fibromaやfibrous dysplasiaは比較的稀な疾患であるが,現在のところ,両者が同一疾患か異なった疾患か意見の分かれるところである。今回われわれは,蝶形骨洞,節骨洞にまたがる巨大なossifying fbromaにより眼球突出を呈した22歳の女性の症例を経験したので,ossifying fibromaの概念および本症例における診断,治療法の問題点について,文献的考察を加えて報告する。
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