文献詳細
原著
文献概要
はじめに
幼小児の気道異物は比較的頻度の高い疾患である。しかし,そのほとんどは気管支異物であり,声門下異物の報告は稀である。今回われおれは2年8ヵ月の長期にわたり喘息として治療されていた声門下異物の症例を経験したので,臨床的問題点を検討し文献的考察を加え報告する。
幼小児の気道異物は比較的頻度の高い疾患である。しかし,そのほとんどは気管支異物であり,声門下異物の報告は稀である。今回われおれは2年8ヵ月の長期にわたり喘息として治療されていた声門下異物の症例を経験したので,臨床的問題点を検討し文献的考察を加え報告する。
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