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原著
絞頸後に発症した急性中耳炎の1症例
著者: 小倉義郎1 杉浦友昭1 藤本政明2 木村守2 三崎敬三2 石津日出雄3
所属機関: 1国家公務員共済高松病院 2岡山大学医学部耳鼻咽喉科学教室 3岡山大学医学部法医学教室
ページ範囲:P.931 - P.934
文献購入ページに移動絞頸strangulationにょる病理的現象の記載は,多くの場合,転帰が致死的であるため,従来,法医学の領域に多く見られ,臨床医学面からの報告は極めて少ない。
われわれは,暴力による絞頸を受けたが蘇生し,数日後,耳痛・鼓膜充血などの急性中耳炎症状を呈した症例を経験したので報告する。
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