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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科63巻3号

1991年03月発行

原著

頭頸部癌根治治療の細胞性免疫能への影響

著者: 佃守1 久保田彰1 金子まどか1 吉田豊一1 澤木修二2 平田佳代子2 古川滋2

所属機関: 1神奈川県立がんセンター頭頸科 2横浜市立大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.235 - P.240

文献概要

 はじめに
 頭頸部進行癌症例では宿主の細胞性免疫能が低下し1),この免疫能の破綻が予後に大きく関わっていると考えられる。それ故に免疫療法の必要性が喧伝されている。
 一方,頭頸部癌の根治治療としては放射線治療あるいは手術が選択される。今回こうした根治治療が担癌患者の免疫能にどのように影響を及ぼすかを,末梢血リンパ球サブセットおよびリンパ球幼若化率の変動を指標として検討したので,その結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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