文献詳細
目でみる耳鼻咽喉科
文献概要
若年性血管線維腫は,思春期男子に好発する比較的まれな疾患である。しかも,そのほとんどが鼻咽腔に発生し,易出血性で拡張的増殖力を有するために,進行すると完全摘出することが難しく再発しやすい。
病因についてはいまだに明らかではないが,思春期の男子に好発し,またsexual maturityにより自然退縮が認められることもあるので,性ホルモンと脳下垂体ホルモンのアンバランスがその病因ではないかと推測されている。
病因についてはいまだに明らかではないが,思春期の男子に好発し,またsexual maturityにより自然退縮が認められることもあるので,性ホルモンと脳下垂体ホルモンのアンバランスがその病因ではないかと推測されている。
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