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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科64巻1号

1992年01月発行

トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法

エアロゾル療法用の機器の現況と将来の展望

著者: 佐藤素一1

所属機関: 1帝京大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.11 - P.16

文献概要

 はじめに
 アメリカのAARC (American Association forRespiratory Care)が刊行している月刊誌Respi-ratory Careの1991年5月号に,Dr.D.J.PiersonをはWhat's New in Respiratory Care?の表題で,過去数十年間をふりかえる一方,1990年に行われたAARC総会の演題のなかからWhat’s Newのトピックスを取りあげ解説している1)(図1)。
 AARCは,主に米国内の吸入療法技師の集まりであって,現在3万人以上おり,4年間の修練を経て医師の指示で治療を実施している。本論文で,D.J.Piersonは,総会のなかから4つの口演内容をとりあげているが,そのうちの2つがエアロゾル療法機器(equipment)についてのもので,その内容は本療法に使用する薬剤の開発,改良と同時にこれらとどのように組み合わせて疾患の改善に結びつけるかを追究したものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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