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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科64巻10号

1992年10月発行

文献概要

トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩

ファイバースコープ(撓性内視鏡)を用いた耳鼻咽喉科手術

著者: 中之坊学1

所属機関: 1防衛医科大学校耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.737 - P.740

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 はじめに
 耳鼻咽喉科疾患の多くは頭頸管腔内に生ずるため,ファイバースコープ(撓性内視鏡;以下,ファイバーと略)の導入は,その診断手技において飛躍的進歩をもたらした1)。さらに最近では,手術手技のひとつとしても用いられつつある。
 耳鼻咽喉科手術にファイバーを用いる場合も,その使用法は多岐にわたるが,本稿では大別して,Ⅰ.ファイバーによる気道・食道異物摘出術Ⅱ.ファイバー下レーザー手術(Flexible endos-copic LASER surgery)Ⅲ.ファイバーを用いた音声外科的手術(Flex-ible endoscopic phonosurgery)について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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