文献詳細
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
文献概要
はじめに
耳鼻咽喉科疾患の多くは頭頸管腔内に生ずるため,ファイバースコープ(撓性内視鏡;以下,ファイバーと略)の導入は,その診断手技において飛躍的進歩をもたらした1)。さらに最近では,手術手技のひとつとしても用いられつつある。
耳鼻咽喉科手術にファイバーを用いる場合も,その使用法は多岐にわたるが,本稿では大別して,Ⅰ.ファイバーによる気道・食道異物摘出術Ⅱ.ファイバー下レーザー手術(Flexible endos-copic LASER surgery)Ⅲ.ファイバーを用いた音声外科的手術(Flex-ible endoscopic phonosurgery)について述べる。
耳鼻咽喉科疾患の多くは頭頸管腔内に生ずるため,ファイバースコープ(撓性内視鏡;以下,ファイバーと略)の導入は,その診断手技において飛躍的進歩をもたらした1)。さらに最近では,手術手技のひとつとしても用いられつつある。
耳鼻咽喉科手術にファイバーを用いる場合も,その使用法は多岐にわたるが,本稿では大別して,Ⅰ.ファイバーによる気道・食道異物摘出術Ⅱ.ファイバー下レーザー手術(Flexible endos-copic LASER surgery)Ⅲ.ファイバーを用いた音声外科的手術(Flex-ible endoscopic phonosurgery)について述べる。
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