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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科64巻2号

1992年02月発行

原著

軽微な聴・平衡覚症状にて発症した小脳橋角部クモ膜嚢胞の症例

著者: 室伏利久1 小林武夫1

所属機関: 1JR東京総合病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.113 - P.115

文献概要

 緒言
 小脳橋角部腫瘍としては,聴神経腫瘍が代表的であり,典型的な症例の診断は容易である。しかし,軽微な聴力障害,平衡障害を主訴に耳鼻咽喉科を受診するもののなかにも,様々な小脳橋角部病変を有する症例が含まれている1)。今回,われわれは,軽微な聴覚障害,平衡障害を主訴に受診した小脳橋角部クモ膜嚢胞の症例を経験したので,その神経耳科学的所見,および,画像所見を中心として報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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