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原著
頸部リンパ節転移による頸動脈過敏症候群の3例
著者: 中本節夫12 清水猛史1 竹内万彦1 宮原幸則1 間島雄一1 坂倉康夫1 坂倉健二13 高橋志光14
所属機関: 1三重大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2現:市立四日市病院耳鼻咽喉科 3現:山本総合病院耳鼻咽喉科 4現:山田赤十字病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.205 - P.208
文献購入ページに移動頸動脈洞過敏症候群は,腫瘍が頸動脈に浸潤や圧排されることなどにより,頸動脈洞が刺激され,過敏状態となり,それによる徐脈・低血圧を主徴とする種々の症状をきたす疾患である。頭頸部腫瘍の頸部リンパ節転移を有する患者にしばしば認める。今回われわれは3例の頸動脈洞過敏症候群を経験したので報告する。
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