はじめに
頸部の腫瘤性病変には多くの疾患が含まれている。先天性嚢胞・リンパ節炎・癌の転移・甲状腺または唾液腺の疾患などである。いずれも日常の診療でよくみる腫瘤であるが,鑑別診断を正確に行うのはときに困難なことも少なくない。
正確に病理組織診断をするためには,外科的な操作が必要になるが,すべての症例に診断のための腫瘤の摘出を行うことは頸部腫瘤の診断方法として的確な方法でない。同じリンパ節の腫大でも,リンパ節炎と癌のリンパ節転移では治癒のための治療方法は著しく異なる。適当な治療法を選択するためには正確な診断が必要である。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科64巻4号
1992年04月発行
雑誌目次
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診は有効か
著者: 堀内正敏
ページ範囲:P.247 - P.251
頸部リンパ節腫瘤
著者: 永原國彦
ページ範囲:P.253 - P.258
はじめに
リンパ節に対する穿刺吸引細胞診はGuthrie(1921)によって始められたとされる。これが1950年代になって北欧を中心に急速に普及した(Soe-derstrom,Franzen,Carduzo)。本邦では1970年前後に,甲状腺で鳥屋,前立腺で竹内らにより導入され,順次,他臓器に適応が拡大された。最近では体表近くのみではなく深部臓器に対しても,X線テレビ透視,超音波エコー(US),CT,MRI,その他の各種造影法の助けをかりて安全に施行されている。
一方,頭頸部領域においても画像診断の進歩はめざましく,頸部リンパ節の性状を評価する上にも欠かせないものとなっている。これは同時に頸部リンパ節を検出するsensitivityを飛躍的に向上させた。しかしながら,US,CT,MRIに関する限り,良性のものと転移性のリンパ節を鑑別することは原則的に不可能である。したがって,sensitivityが向上する一方では,転移性疾患などの診断におけるspecificityが低下する運命にある。すなわち画像診断では,偽陽性,偽陰性の率が高い点が問題である。たとえば,触診では25%前後の偽陽性率が報告されているが,CTにおいても偽陽性率は20%前後,偽陰性率は30%もあるとされている1)。ここに画像診断に組織診断,なかでも簡便に行える穿刺吸引細胞診(FNA)を併施する大きな意義があるといえる。しかしながら頭頸部領域においてもFNAが困難な場合もあり,細胞学的診断のみでは足りない場合もあり,また播種の危険性も完全には否定できないのが現状である。ちなみに著者は15年ほど前に,シルバーマン針による甲状腺の組織診断を積極的に行っていた時期があるが,この間に2例の筋肉内播腫を経験している。FNAでは穿刺針のゲージが細いので安全であるとされているが,著者としては後述する通り,未だ全幅の信頼をおききれない現状である。頭頸部領域におけるFNA,特に頸部リンパ節腫瘤に対しての役割と問題点を,最近2年間の自験例の検討も併せ述べる。
甲状腺腫瘤の穿刺吸引細胞診
著者: 高橋久昭 , 河西信勝
ページ範囲:P.259 - P.263
はじめに
近年の甲状腺腫瘤の診断は,触診にその多くを頼っていた時代に比べて飛躍的な進歩をとげ,比較的小さな腫瘤でも高い正診率で悪性か否かの診断が可能となった。その進歩を担うものは超音波診断法をはじめとした各種の画像診断法の発達と細胞診断学の発達である。
特に穿刺吸引細胞診は力法が簡単なことと,他の画像診断法に比べて,直接に腫瘍細胞を明視下において診断できるという質的診断における絶対的な優位性がある。しかし,吸引細胞診にも問題点が残されていない訳ではない。
本稿では,甲状腺腫瘍の吸引細胞診の有用性と問題点について自験例を基に述べることにする。
唾液腺腫瘤
著者: 林崎勝武 , 角原滋子 , 尾関由里子 , 鈴木晴彦
ページ範囲:P.265 - P.269
はじめに
大唾液腺に腫脹をきたす疾患には,耳下腺を例にとってみると,流行性耳下腺炎などの炎症,シェーグレン,ヘールホルト,ミクリッツ症候群,唾液腺症,仮性肥大,外傷による唾液漏や唾液嚢胞,唾石,異物,軟部好酸球肉芽腫症,腫瘍類似疾患(先天性嚢胞やbenign lymphoepithelial lesion)に加え,良性,悪性,転移性の腫瘍などがある。ことに腫瘍では良性,悪性を問わず多彩な組織型のものがあり,また悪性腫瘍は組織型や分化度の違いによって著しく予後が異なることは良く知られている。一般に頸部の腫瘤性疾患ではbiopsyは播種や血管,神経損傷の危険性があるため禁忌とされており,術前診断としてはシアログラフィー,超音波断層法,CT,MRI,RIなどを含めた総合画像診断により良,悪性を鑑別し,ある程度まで組織型を類推するに止まっているのが現状である。
最近おもに外科領域で急速に拡まりつつある超音波ガイド下の細針吸引生検法(fine needle aspi-ration biopsy,FNA)は,リアルタイム超音波映像下に操作することによってより,安全,確実に細胞の採取が可能であり,高い評価を得ている。著者らは本法を頭頸部領域に応用すべく改良を加え,1984年より臨床応用を行っているが1,2),今回,唾液腺腫瘤のうち耳下腺腫瘤を対象として,術前の良,悪性の鑑別診断,さらに組織型診断における本法の成績ならびに有用性について述べたい。
〈付記〉凍結切片による甲状腺および耳下腺腫瘤の術中迅速病理診断
著者: 岸本誠司
ページ範囲:P.271 - P.275
はじめに
頸部腫瘤に対する穿刺細胞診は良性・悪性の判定,手術の適応や術式の決定に有川である。しかし,明らかに手術適応があると考えられる症例に対しては,術前の侵襲的な検査をできる限り避け,凍結切片による術中迅速病理診断を参考にして術式の決定を行っていくことも一つの方法と考えられる。
本稿では,甲状腺,耳下腺を中心とした頸部腫瘤に対する凍結切片による術中病理診断について自験例をまとめ,これまでの報告と併せてその意義,問題点などについて検討を加える。
目でみる耳鼻咽喉科
Plummer-Vinson症候群診療上の留意点
著者: 丘村煕 , 稲木匠子
ページ範囲:P.244 - P.245
Plummer-Vinson症候群(以下,P-V症候群)は嚥下困難,貧血,舌炎を主徴とする疾患単位で,Paterson-Brown-Kelly症候群,鉄欠乏性嚥下困難症とも呼ばれる。
本症は40歳以降の中年女性に好発し,食道透視でしばしば頸部食道前壁にweb像が観察される(図1)。放置すると頸部食道に輪状の瘢痕性狭窄を生じて(図2,3),高度の嚥下困難に陥ることがある。さらに下咽頭癌をはじめとする消化器癌発生率の高いこと(図4)が知られており,本症候群に遭遇したなら厳重な長期観察が必要である。
原著
突発性難聴予後の検討
著者: 馬場俊吉 , 大河原大次 , 八木聰明 , 青木秀治 , 波多野吟哉
ページ範囲:P.277 - P.281
はじめに
突発性難聴は感音難聴の中でも,聴力回復を望むことのできる数少ない疾患の一つである。そのため従来より様々な治療方法が試みられ,数多くの治療成績が報告されている。一方,治療方法とは別に突発性難聴の予後に影響を与える因子の報告も数多くなされている。子後因子としては年齢,発症時の聴力レベル,聴力型,発症から治療までの期間,前庭症状の有無などが上げられている。しかし,これらの報告の中には母集団の治療法が異なっていたり,治療法が全く述べられていないものもある。また,治療結果の判定方法も報告によりまちまちである、そこで,治療方法を一定にし,治療結果を聴力経過,聴力改善度,聴力改善率で判定し,予後を左右する因子との検討を行ったので報告する。
中音域dipないしは谷型オージオグラムの臨床診断学的意義の検討
著者: 坂田英治 , 大都京子 , 村田保博 , 平塚仁志 , 金永順
ページ範囲:P.283 - P.288
はじめに
日常臨床において,患者の聴力ないしは聴覚の状態を正確に把握することの重要性は云うをまたない。そのうち,気・骨導聴力レベルを測定してオージオグラムを作成することはその第一歩をなす不可欠の情報である。
たとえば,4,000Hz dipは音響をはじめとして各種の振動刺激に起因する内耳外傷を,また,骨導域値上昇のない低音域気導障害は伝音性難聴を疑うべき初歩的知識である。
猫ひっかき病の1症例
著者: 黒田令子 , 要英美 , 吉原俊雄
ページ範囲:P.289 - P.294
はじめに
猫ひっかき病は1950年にDcbre1)によって最初に報告され,1953年には浜口ら2)によってわが国での第1例の報告がされている。この後,特に欧米では患者数が多いこともあり数多くの研究や報告がある3,4)。しかし本邦では報告が欧米に比較して少ない5)うえ,多くは外科2)や小児科6)の報告で,耳鼻咽喉科からの報告は少ない7)。
耳鼻咽喉科の一般診療において頸部腫瘤を主訴とする患者は少なくない。そのうち頸部リンパ節腫脹はかなりの割合を占める8,9)が,猫ひっかき病によるリンパ節炎は比較的稀である10)。
今回われわれは頸部腫瘤を主訴として来院した猫ひっかき病の1例を経験したので報告する。
蝶形骨洞癌の2症例
著者: 中丸裕爾 , 酒井昇 , 滝沢昌彦 , 犬山征夫
ページ範囲:P.299 - P.303
緒言
副鼻腔に発生する悪性腫瘍は,そのほとんどが上顎洞原発であり,蝶形骨洞原発のものは非常に稀である。われわれの検索し得た範囲では,蝶形骨洞原発の悪性腫瘍の報告は,本邦で28例,欧米でも44例を認めるに過ぎない。蝶形骨洞原発の腫瘍は,洞内にとどまっている間は症状を現わさず,洞外に進展して初めて症状を呈するため早期発見が難しい。また蝶形骨洞周囲には,視神経,動眼神経,三叉神経,滑車神経などの脳神経や海綿静脈洞,さらには大脳が隣接しているため,治療も難しく極めて子後が悪い。今回われわれは,蝶形骨洞原発の扁平上皮癌の2例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。
耳介に発症した血管平滑筋腫の1例
著者: 山田直人 , 内沼栄樹 , 松倉知之 , 神沢敏 , 塩谷信幸
ページ範囲:P.305 - P.307
はじめに
血管平滑筋腫は,中年女性の下肢に好発する血管壁の平滑筋に由来する良性腫瘍である。しかし顔面および頭部に発症することは比較的稀であるとされ,しばしば誤った診断をされることがある。今回われわれは左耳介部に発症した血管平滑筋腫を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。
上顎洞粘表皮癌の検討
著者: 橘田千秋 , 堀越秀典 , 原田克也 , 内藤丈士 , 長舩宏隆 , 小田恂 , 野中博子
ページ範囲:P.309 - P.312
はじめに
粘表皮癌は唾液腺山来の腫瘍であり,そのほとんどが大唾液腺および小唾液腺に発生する。鼻,副鼻腔における粘表皮癌は比較的稀であり,多面性をもった腫瘍といわれている1)。われわれは最近10年間に,3例の上顎洞粘表皮癌を経験したので,病理学的考察を加えて報告する。
鏡下咡語
国際学会始末記
著者: 調賢哉
ページ範囲:P.296 - P.297
30年近い以前のことである。
父の急逝にあい,家庭の事情(現在は福岡大学耳鼻科教授の弟は卒後数年であり,現在は川崎医大病理学教授の弟はまだ高校生,妹はまだ中学生および短大生であった),母親のたっての希望のため,それまで順風満帆であった鹿大助教授の学究生活を辞し,郷里に帰る時は断腸の思いであった。突然の事なので主任の久保隆一教授には随分迷惑をかけた事を考えると今もって慙愧に耐えない。郷里に帰った当初は機会があれば又,大学に復帰するつもりでいたが,それもかなわぬまま時は過ぎていった。しかし現在はこれだけ患者さんに慕われれば医者冥利につきるというもので,私の歩んだ道がむしろよかったのかなと考えるようになった。ちなみに私のクリニックは遠くから受診される沢山の患者さんのため,午前0時から受付を始めるがその時は年間通じていつも100名位列を作って待っておられる。
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90巻4号(2018年4月発行)
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90巻2号(2018年2月発行)
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88巻4号(2016年4月発行)
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特集 新しい指定難病制度を理解する
88巻2号(2016年2月発行)
特集② がん免疫療法のブレイクスルー—免疫チェックポイント阻害薬
88巻1号(2016年1月発行)
特集 小児の中耳炎を究める
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特集 漢方薬を使いこなす
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特集 これだけは知っておこう—鼻出血への対応法
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特集 心へのアプローチ—心療耳鼻咽喉科外来
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87巻9号(2015年8月発行)
特集② 今また結核を見直す
87巻8号(2015年7月発行)
特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
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トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
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トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射