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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科64巻6号

1992年06月発行

文献概要

原著

頸部放線菌症の2症例

著者: 西山耕一郎1 高橋廣臣1 八尾和雄1 鎌田利彦1 井口芳明1 設楽哲也1

所属機関: 1北里大学医学部耳鼻咽喉科教室

ページ範囲:P.405 - P.410

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 はじめに
 抗生物質のない時代には,放線菌症は皮膚に腫脹,硬結,瘻孔を形成し,極めて治療がむずかしく,慢性に経過する難治性の疾患であった。しかしペニシリンをはじめ種々の抗生物質の出現で,症例数は減少し,また定型的な症例も少なくなってきている。われわれは,2例の頸部放線菌症を経験したので,文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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