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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科64巻8号

1992年08月発行

文献概要

トピックス 耳小骨連鎖再建術

耳小骨連鎖再建術—その歴史的背景

著者: 中野雄一1 高橋姿1

所属機関: 1新潟大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.573 - P.576

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 はじめに
 耳小骨連鎖再建術ossiculoplastyは耳小骨連鎖の連続性や可動性が失われるか,不十分な時に行われ,聴力の改善あるいは保持を目的とする。代表的なものとしては鼓室形成術でのⅢ型変法やⅣ型変法がある。対象疾患は慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎,あるいはそれらの後遺症に加え先天性耳小骨奇形も対象となる。
 本論文では中耳炎手術の歴史について触れ,それとともにどのような経緯によって耳小骨連鎖再建術が行われるようになったか,また連鎖再建の方法,再建材料などについても述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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