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文献概要
原著
甲状腺片葉欠損症の1症例
著者: 平賀幸弘1 祢津光廣2
所属機関: 1山梨県立中央病院耳鼻咽喉科 2山梨県立中央病院内科
ページ範囲:P.703 - P.706
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MEの進歩は超音波診断装置の解像度を飛躍的に向上させ,臓器疾患の詳細がミリ単位で明らかにされるようになった。甲状腺検査に際しても近年超音波診断がルチーンで行われ,しかも人間ドックでも多用されている。このことによって甲状腺疾患の発見が著しく増加している。本報告も,人間ドックにおいて右甲状腺腫を指摘され,当科における超音波検査で左葉の先天的欠損と右葉内濾胞腺腫が明らかとなった稀な疾患を示す。
MEの進歩は超音波診断装置の解像度を飛躍的に向上させ,臓器疾患の詳細がミリ単位で明らかにされるようになった。甲状腺検査に際しても近年超音波診断がルチーンで行われ,しかも人間ドックでも多用されている。このことによって甲状腺疾患の発見が著しく増加している。本報告も,人間ドックにおいて右甲状腺腫を指摘され,当科における超音波検査で左葉の先天的欠損と右葉内濾胞腺腫が明らかとなった稀な疾患を示す。
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