はじめに
人が文化的な生活をおくるためには工業の発達が基礎にならなければならない。工業の発達は富みをもたらす反面,自然を破壊し,騒音をも増加することになる。一方,人は社会生活において静かな生活を送りたいと考える。文化的レベルが高いほど,よい生活環境を求めることになる。すなわち騒音には社会的に相反する問題を含んでいることになる。
われわれの日常生活における騒音には環境騒音と職場騒音がある。環境騒音は永久的な聴覚障害とはならない低い騒音レベルであり,日常生活に対する障害が問題となる。職場騒音では環境騒音と同じく騒音は会話聴取の妨害,作業能率の低下をもたらすが,主として聴器に及ぼす影響が問題となる。環境騒音の増加として,①急速な都市化,②高速交通機関の発達,③人間活動の機械化が挙げられている。日本は環境騒音が著しく増加した代表的な国であり,欧米諸国と比較しても,環境騒音は決して低いとはいえない。近年になり,環境に関する紛争が多発している。その代表的なものとしては航空機騒音,新幹線騒音,道路騒音あるいは,隣家,隣室からの騒音に関するものがある。これらの紛争,訴訟をきっかけに騒音防止に関する運動が活発となり,また国,地方自治体の行政面からの対策も講じられている。しかし現実はなかなか深刻である。一方職場においても騒音を発するもの,すなわち騒音源は多数存在する。職場騒音は主として騒音性難聴発生の観点から検討されてきた。
その他最近では,環境騒音あるいは職場騒音とは異なったロック音楽などによる難聴が問題となっている。これは近年の電子機器の発達に伴い,強大な音響をたやすく再生できるようになったことも原因である。これらロック音楽などの強大音響による難聴は職業性難聴とは異なる難聴として注目されている。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科65巻1号
1993年01月発行
雑誌目次
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
騒音と耳鼻咽喉科
著者: 調所廣之
ページ範囲:P.9 - P.15
低周波と耳鼻咽喉科—特に内耳に対する影響について
著者: 吉田昭男
ページ範囲:P.17 - P.22
はじめに
振動と最も関連の深い耳鼻咽喉科領域は耳,ことに内耳と中耳であろう。そこで今回のテーマは「振動と耳鼻咽喉科」であるが紙面の都合上,低周波振動が内耳,中耳に及ぼす影響について文献的に考察することにする。低周波が人体に及ぼす影響については可聴域の騒音のそれに比べて最近まであまり関心が寄せられていなかった。しかし新幹線,高速道路,航空機の発達,増加により,これらの引き起こす低周波が周辺の住民に及ぼす影響について段々関心が高くなってきている。
低周波の定義に関しては,U.S.EnvironmentalProtection Agencyによれば16Hz以下をさしているが1),1973年パリにおける国際会議で0.1Hzから20Hzと決められた。しかし20Hz以上でも人体に影響を及ぼす可能性があることから1980年のアールボルグ(デンマーク)での国際会議では1Hz〜100Hzに範囲を広げることが提唱されている。また人体に影響があると考えられていた音圧はロケットとかジェットエンジンが引き起こす140dB以上の低周波であったが,最近ではもっと低い音圧の低周波も人体に影響がある可能性が示唆されている。低周波が人体に及ぼす影響としてこれまであげられているのは1)酒に酔ったような感じになる,2)作業がうまくいかなくなる,3)聴力の低下の可能性,4)眼振,平衡感覚の低下,などである。
気圧と耳鼻咽喉科疾患
著者: 中島務 , 柳田則之
ページ範囲:P.23 - P.29
はじめに
文明の進歩とともに人間が気圧の変化にさらされる機会は,ますます増加してきている。航空機の発達,スキューバダイビングの流行,高気圧環境下での仕事の増加,宇宙飛行など,今後人類が気圧変化にさらされる機会はさらに多くなっていくであろう。
したがって,気圧あるいは気圧変化がどのように人間に影響を与えるかを知ることは重要なテーマで,特に耳鼻科領域は気圧変化に対してその影響が最もでやすい領域の一つであるため,気圧変化の耳鼻科領域に及ぼす影響に関する研究は今後さらに必要なものとなっていくと思われる。
大気の温・湿度変化と鼻粘膜反応
著者: 今野昭義 , 寺田修久 , 本杉英昭 , 永田博史
ページ範囲:P.31 - P.36
はじめに
耳鼻咽喉科領域にはBell麻痺のように寒冷刺激が発症の誘因の一つと考えられる疾患がいくつかある。しかし環境温度,湿度の変化に最も敏感に反応する臓器,器官は鼻粘膜である。ヒトは南極における−88℃からリビアの砂漠における58℃まで,かなり広範な環境温・湿度の変化にさらされる。吸気温・湿度の変化にバッフアーとして対応できるように鼻粘膜には容積血管系と腺が豊富に発達している。しかしヒト鼻粘膜の加温能,加湿能は過換気のような特殊な呼吸においては必ずしも十分ではなく,小児気管支喘息児でしばしばみられる運動誘発喘息の発症機序として,運動時の過換気による下気道粘膜からの熱および水分喪失が気管支平滑筋収縮をおこすという学説がある1,2)。実際に寒冷下での運動は運動誘発気管支収縮を促進し,水泳のような高湿度下での運動では運動誘発喘息がみられることは少ない。またマスク着用は運動誘発喘息の発症を抑えることも知られている3)。
ウイルス性急性鼻炎,急性上気道炎も日本語では“カゼ”,英語では“cold”,独語では“Erkältung”と表現されるように,古くからその発症には温度,湿度などの環境条件の関与が考えられている。本稿では加温・加湿器としての鼻粘膜の効能とその限界,寒冷刺激に対する鼻粘膜反応,さらに“カゼ”と寒冷との関連についてまとめてみたい。
粉塵と耳鼻咽喉科疾患
著者: 大山勝 , 花田武浩 , 古田茂
ページ範囲:P.37 - P.43
はじめに
粉塵が耳鼻咽喉科領域で問題になるのは,aero-digestive tractの門戸である上気道,とりわけ鼻腔である。また,外界と直接触れている頭頸部体表に生ずる変化でもあろう。ただ,粉塵といっても,その種類は多く,単独で炎症やアレルギーの原因となるもの,さらには大気中の汚染物質と共存で,より顕著な病的作用をきたすものなどがある。ここでは,これら大気と接する上気道の生体防御機構の特徴とその破綻にともなう気道粘膜病態を概説した後,粉塵の種類と生体への影響とくに炎症,アレルギーの特徴について解説する。
また,実験動物に基因する気道アレルギーや大気汚染との関連で社会問題となっている花粉アレルギーについても言及する。
目でみる耳鼻咽喉科
胃癌の両側口蓋扁桃転移
著者: 辺土名仁 , 佐藤玲子 , 長島道夫
ページ範囲:P.6 - P.7
扁桃原発の悪性腫瘍は片側性の場合が多く,両側扁桃に同時性の病変を認める場合は感染症が多い。しかし両側性に悪性腫瘍を認める場合もあり,そのような例では他臓器よりの転移も考えなければならない1,2)。今回,胃癌の手術後に両側扁桃へ同時性に転移をきたした1症例を経験したので供覧する。
原著
小児側頭骨内髄膜腫の1症例
著者: 堀内譲治 , 木谷伸治 , 暁清文
ページ範囲:P.45 - P.49
はじめに
髄膜腫はクモ膜組織から発生する良性の腫瘍であり,成人に好発し,小児例は少ない1)。通常,本症は頭蓋内に発症するが,稀に鼓室内に進展したり鼓室に原発する例もある,このような場合,初期には臨床症状を示さず,難聴や顔面神経麻痺をきたして初めて気づかれることも多い。今回,滲出性中耳炎の経過中に鼓室内腫瘤を発見され,臨床的には真珠腫と思われたが,最終的には多発性髄膜腫の部分症状であった小児例を経験したので報告する。
中耳腔内を異常走行する内頸動脈の1例
著者: 林智栄子 , 新川敦 , 三宅浩郷 , 坂井真
ページ範囲:P.51 - P.54
はじめに
側頭骨内の血管奇形の中で動脈奇形は極めて稀な疾患である。これらの疾患の主訴は難聴,耳鳴,耳閉感などであり,日常の耳鼻咽喉科診療においてありふれた症状といえる。しかし,本疾患は誤診や不用意な外科的処置により大出血や神経学的合併症を認めた症例も数多く報告されており,臨床的に非常に重要な疾患である。
今回,われわれは拍動性耳鳴を主訴に来院した24歳の女性で初診時にグロームス腫瘍を疑い,術前検査で内頸動脈の走行異常と診断し,シリコンシートを用いることによりその拍動性耳鳴を軽減できた症例を経験した。われわれの経験した1症例とともに,現在までに国内外で報告されている内頸動脈異常走行例36症例1〜16)と併せて37症例について検討したので報告する。
咽喉頭癌剖検例における重複癌の検討
著者: 橘田千秋 , 大林聡子 , 原田克也 , 野村俊之 , 内藤丈士 , 長舩宏隆 , 小田恂 , 野中博子
ページ範囲:P.55 - P.59
はじめに
頭頸部癌における重複癌の頻度は比較的高いといわれている。なかでも咽頭癌,喉頭癌での頻度は10〜20%とする報告もある1,2)。
今回われわれは咽頭癌,喉頭癌の剖検症例での重複癌について検討したので若干の文献的考察を加えて報告する。
家族性耳下腺腫瘍
著者: 安部治彦 , 井上都子
ページ範囲:P.61 - P.66
はじめに
家族性に発生する腫瘍として,網膜芽細胞腫,Wilms腫瘍,乳癌,家族性大腸ポリポージスなどがよく知られている。このうち遺伝性腫瘍として網膜芽細胞腫では40%1),Wilms腫瘍では15〜20%2)が遺伝性といわれているが,遺伝子についてはまだ確定されていない。
耳下腺腫瘍が家族性に発生することは非常に稀で,今までに7家族の発表しかない3)。今回,われわれの報告する耳下腺に発生した家族性のAdenolymphomaは8番目で,Adenolymphomaでは3家族目である。Adenolymphomaは両側性に,また多中心性に発生することが多いので,本家系の遺伝性の可能性について検討を加えて報告する。
医療ガイドライン
頭頸部がん患者のQOLチェックリスト
著者: 酒井丈夫 , 金子康寛 , 中崎浩一 , 荒木圭介 , 木倉幹乃 , 大川靖弘 , 岩崎聡 , 向高洋幸 , 野沢理 , 峯田周幸 , 野末道彦
ページ範囲:P.67 - P.72
はじめに
Quality of life (以後,QOLと略)は「生命の質」,「生活の質」,「生きることの質」など,日本語に訳されるが,きわめて抽象的な概念であるため,そのまま原語のQOLが使われることが多い1)。
がん患者のQOLを合理的に正確に評価することは,疾患によって生ずる身体的苦痛を緩和することに役立つだけでなく,心理的・社会的苦痛の緩和にも有効である。
鏡下咡語
1万分の1の魂—WHOの難聴予防
著者: 鈴鹿有子
ページ範囲:P.74 - P.75
「医者を辞めたと聞いたんですが……」「とんでもない。白衣を着なくなっただけですよ」World HealthOrganization (WHO)世界保健機関ジュネーブ本部事務局で難聴予防科Prevention of Deafness and HearingImpairment (PDH)のコンサルタントを担当してほぼ1年が経とうとしている。
WHOは「全ての人民が可能な最高の健康水準に到達すること」の世界保健機関憲章の第1条に基づき国際保健事業の指導,調整などを主な仕事としている,いわば世界の厚生省にあたるところ。スイス,ジュネーブの本部事務局のほか世界を6地域に分け,それぞれに地域事務局が置かれている。本部はHQ (headquarters)として36の分野,122の科に分かれている。現在HQの職員は約2千人で,その1/3が事務職以外の直接プログラムを担当しているofficerである。PDHは健康促進部に所属しており,それは後にも先にも私一人の最小ユニットなのである。
講座 頭頸部外科に必要な局所解剖・1
頸部の皮下
著者: 佐藤達夫
ページ範囲:P.77 - P.84
はじめに
頭頸部の局所解剖についてしばらくの間連載することになった。人体のどの部位においても,とくに悪性腫瘍に対する手術が一方で根治化を求めて拡大し,他力でその成果を踏まえ,機能温存を配慮した縮小化が志向されるようになると,正確で詳しい局所解剖を求める声がたかまってくるのは当然である。単純切除の時代の局所解剖では,リンパ節郭清を伴う術式の時代に対応できないということであろう。もちろん,それに必要な局所解剖は,実際に手術にあたる専門医が執筆するのが本すじであり,一介の解剖教師の手におえるものではない。しかし,手術に携わらない非当事者が対象物から一歩距離を保って書いた局所解剖も,臨床医にとってときには有益かもしれないと考え,連載を引き受けることにしたしだいである。はじめに頸部を扱うが,手術の対象となる諸臓器に入る前に,予備知識として皮下,筋と筋膜,血管,リンパ系,神経などに当ることにする。
基本情報

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特集 知っておきたい麻酔の知識
90巻6号(2018年5月発行)
特集 目からウロコ 内視鏡時代の臨床解剖
90巻5号(2018年4月発行)
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
90巻4号(2018年4月発行)
特集 基本診察・処置・手術のABC
90巻3号(2018年3月発行)
特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
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特集 知っておきたい難治性副鼻腔疾患の診療
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特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
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特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射