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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科65巻11号

1993年10月発行

特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル

1.聴覚検査

[7]条件詮索反応聴力検査

著者: 川城信子1

所属機関: 1国立小児病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.81 - P.86

文献概要

 はじめに
 1960年鈴木1)および荻場2)が条件詮索反射聴力検査(conditioned orientation reflex audiometry:COR audiometry)を発表して以来,3歳以下の乳幼児の聴力検査が行えるようになった。非常に画期的な方法であり,現在もさかんに使用されている。現在は反射を見ているというよりは反応を見ているので,条件詮索反応聴力検査(condi-tioned orientation response audiometry,簡単にCORテスト)と呼ぶ。本項では,難聴の疑いで乳幼児が実際に来院した際に,問診,予備検査,乳幼児の聴力検査を行うときの注意と器械の取り扱いについて説明をする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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