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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科65巻11号

1993年10月発行

特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル

2.平衡機能検査

[5]サーチコイルによる眼球運動記録

著者: 加藤功1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.123 - P.127

文献概要

 はじめに
 サーチコイルによる眼球運動を記録する原理は,磁界に置かれたコイルに磁界と成す角度に比例した電位が発生することを利用して,眼位,眼球運動を測定する方法である。眼球にコイルが装着され,スリップがなければ,測定域,安全性などに優れ,回旋運動の測定ができるなど眼球運動記録のなかで一番優れた計測法とされている1)。動物実験では手術によって強膜にコイルを埋め込む方法がとられており,人の場合はコンタクトレンズにコイルを組み込み眼球に装着させる方法がとられている2,3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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