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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科65巻12号

1993年11月発行

文献概要

原著

副鼻腔骨腫3症例とその手術療法

著者: 兵頭政光1 湯本英二1 中村光士郎1 佐伯忠彦1 有友宏2

所属機関: 1愛媛大学医科部耳鼻咽喉科 2松山赤十字病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.928 - P.932

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 はじめに
 骨腫は鼻副鼻腔に発生する良性腫瘍のうち,最も多いとされている1)。しかし本症は初期には自覚症状に乏しく,成長が緩慢なことと相まって手術療法の対象となる症例は必ずしも多くない。われわれはこれまでに手術療法を行った副鼻腔骨腫症例3例を経験し,それぞれ異なるアプローチ法により摘出した。症例の概要を報告するとともに,本症に対する手術法を中心に考察を加える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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