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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科65巻13号

1993年12月発行

原著

大学入学時健診における聴力検査成績と健診の意義について

著者: 室伏利久1 青木彰彦 工藤裕弘2

所属機関: 1東京大学保健管理センター耳鼻咽喉科 2国立王子病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1035 - P.1038

文献概要

 はじめに
 東京大学保健管理センター耳鼻咽喉科では,入学予定者健康診断(以下,入学時健診と略す)の一環として,1988年から選別聴力検査(1次検診)を実施してきた1)。1次検診にて聴力障害の疑われる学生に対しては,さらに,精密検査を2次検診として施行し,有所見者に対しては,入学後も継続して診療にあたってきた。本論文では,1988年から1992年の5年間に実施された17,461名の新入生の入学時健診(耳科学領域)の結果について報告するとともに,入学時健診の意義および問題点について検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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