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鼻副鼻腔疾患におけるダイナミックMRIの経験
著者: 沖田渉1 飯沼壽孝2
所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院耳鼻咽喉科 2現:埼玉医科大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.1047 - P.1050
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MRIは軟部組織の描出に優れ,頭頸部疾患においてもその有用性は明らかである。しかし通常のスピンエコー(SE)法ではガドリニウム(Gd)-DTPAの増強によっても病変部と正常組織の組織濃度分解能には限界がある。最近超高速撮影法(real time imaging)が導入され,Gd増強効果の経時的変化をみるダイナミックMRIが行われるようになり,すでに他臓器疾患において質的鑑別診断への有用性が指摘されている。今回各種鼻副鼻腔疾患においてMRI超高速撮影を行い,Gd増強効果の経時的変化を検討したのでその経験を述べる。
MRIは軟部組織の描出に優れ,頭頸部疾患においてもその有用性は明らかである。しかし通常のスピンエコー(SE)法ではガドリニウム(Gd)-DTPAの増強によっても病変部と正常組織の組織濃度分解能には限界がある。最近超高速撮影法(real time imaging)が導入され,Gd増強効果の経時的変化をみるダイナミックMRIが行われるようになり,すでに他臓器疾患において質的鑑別診断への有用性が指摘されている。今回各種鼻副鼻腔疾患においてMRI超高速撮影を行い,Gd増強効果の経時的変化を検討したのでその経験を述べる。
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